BANDAI 1/144
GUNDAM ASTREY
Red Frame MBF-P02













このキットは300円のシリーズでヒジとヒザが
可動しませんでした、後にHGで発売されることに
なりましたが、制作に着手した段階ではそんなコトを
知るよしも無く・・・・・。

しかし、ヒジとヒザには2重間接をWAVEのアフター
パーツから造り、フル可動化しました。
結果的にはあまり可動範囲は広くないですが、元々の
キットのデッサンがとても良好なので可動パーツを
組み込むことで、そのデッサンを崩さないように注意しました。

また、WAVEの2重可動パーツはポリ素材なので
プラ版で造り直し、塗装ができるようにしました。

しかし実際の苦労は可動化よりも塗装でした、
特にアシのマスキングは文字どうり「地獄」でした。

手順としては3mm×2mmグライのマスキングテープを
使って片足3時間グライかけて100枚近く使って
マスキングし、塗装をしました。
(そのせいか、WEB上に1/144のASTREYの完成品を
見ませんネ、苦労としてはHGも同じですシ。)


もう一つこのキットには難点があり、それは
装備品のビームライフルとシールドが一体成型なコト、
特にビームライフルは薄っぺらなパーツでできている為
使えるモノにするのがディティールアップの範囲を超えて
しまいます、そしてシールドも裏側がスカスカ状態なので
造り直した方が早いと思いました。

そこで、物語上では本来の使われ方をしなかった
コノ機体ですが、モルゲンレーテ社が想定していた
運用方法を空想しその装備を逆算的に考えてみました。

まず、コノ機体のフレームが露出し装甲が最小限な
トコロに注目し、「軽量」で「一撃必殺」の「電撃作戦」的な
性格と断定!、ビームライフルは取り回しの良い
ブルパップ式、ビーム加速器であるバレルは取り外し
可能で「ロングレンジ×ハイパワー」に対応し、シールドは
後のフォビドゥンガンダムに搭載される「ビーム偏向システム」と
同じ機能を持たせ、運用面においてはビームライフルと
バッテリーを同じ企画で統一。

「高機動性と攻守を共に合わせ持ち、即効で敵陣に
潜り込み、バレルを外し一気に内部から殲滅する・・・・」
ってな具合で妄想を膨らませないとこのキットは
完成しませんですヨ。



最後まで見て頂本当に有難うございました、
プラモの制作の参考にでもなれば良いのですガ・・・・。

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